小澤 純一
RSB認定コーチ・元プロボクサー
東京都出身。15歳で単身カナダに留学。帰国後はITエンジニアとして働きながらプロボクサーとしても活動。
プロ10戦目の直前に網膜剥離が発覚し引退。現在はRSB仙台のコーチとして運営に携わる。
RSB認定コーチ・元プロボクサー
東京都出身。15歳で単身カナダに留学。帰国後はITエンジニアとして働きながらプロボクサーとしても活動。
プロ10戦目の直前に網膜剥離が発覚し引退。現在はRSB仙台のコーチとして運営に携わる。
RSB仙台の小澤です。
ロックステディボクシング(RSB)を知ったのはインターネットの記事でした。昼休みにボクシング関連のニュースをチェックしていた時、いつもと毛色の違う記事が目に止まりました。
それは「ボクシングで難病リハビリ」という神戸新聞の記事。
自分が20代の頃、ケガで諦めてしまったボクシングがパーキンソン病で困っている人の役に立つということに感動し、インターネットで情報を集めました。
プログラムを実際に見てみたいと思った私は、日本でRSBをスタートさせ、講演を通じて普及活動をされているWTSジャパンの坂井さん、津野さんに連絡を取りました。お二人は快く練習を見学させてくださり、いろいろなお話を聞かせてくれました。
また、5月には青森パーキンソン病友の会の皆様と一緒にロックステディの体験に参加させていただき、6月の世界パーキンソン病学会でも貴重な経験をさせてもらいました。
その後もWTSのお二人には多くのサポートをいただきながら、無事にRSBコーチの資格試験に合格。そして迎えたアメリカ研修。
私のように医療関係の資格もなく、パーキンソン病に関して何の経験も知識もがない人間がコーチを志望してよいのか、不安を抱えて出発したアメリカ研修でした。
ところが、インディアナ州のRSB本部でも研修先のカリフォルニアでも、多くのコーチやパーキンソン病のボクサーが「ぜひ日本の皆さんにRSBを広めてほしい。コーチになってくれてありがとう!」と歓迎してくれました。
ロックステディボクシングの効果はアメリカ人だけに有効なものではありません。
2018年にスタートした神戸のRSBでは、WTSジャパンの素晴らしいコーチ陣と日本人のボクサー達がその効果を証明してくれています。
ロックステディ仙台はまだスタートしたばかりですが、パーキンソン病について理解を深め、ボクサーの声を聞きながら共にパーキンソン病と闘っていきたいと思っています。